【美の壺】スペシャル 着物 で紹介された場所はどこ?/草刈正雄 木村多江

美の壺

NHK「美の壺(びのつぼ)」は普段使いの器から家具、着物、料理、建築に至るまで、衣食住、人の暮らしを彩ってきた美のアイテムを解説してくれる番組。紹介されたものは何?場所はどこ?出演は誰?どこで買える?と興味津々。
そんな気になる「美の壺・美術の鑑賞マニュアル」を詳しく調べてみました。最後に番組内の音楽もまとめてあります。
美の壺 スペシャル「着物」
出演は俳優の 草刈正雄(くさかり まさお)さん、ナレーション(語り)は女優の 木村多江(きむら たえ)さん。謎の男(実は着物?)役で登場した 遠藤憲一(えんどう けんいち)さんです。
最新エピソード 美の壺 File 602「観音」 もどうぞ併せてご覧下さい。

放送時間

BSプレミアム(2023年11月30日まで。2023年12月1日から NHK BS(BS101チャンネル) へ移動)
初回放送:2022年1月7日(金)19:30~21:00
再放送 :2022年3月6日(日)11:00~、2023年1月3日(火)14:30〜
     2023年8月13日(日)11:30〜、2023年11月28日(火)15:25〜
BS4K(2023年12月1日から BSプレミアム4K へ名称変更)
初回放送:2022年1月7日(金)19:30~21:00
再放送 :2022年3月6日(日)11:00~、2023年4月2日(日)14:00〜
     2023年8月20日(日)13:00〜

U-NEXT でNHKの動画配信サービス NHKオンデマンド を視聴可能。らんまんなつぞら などの朝ドラや 光る君へ鎌倉殿の13人真田丸 などの大河ドラマ、探偵ロマンス正直不動産 などの名作ドラマ、ファミリーヒストリー「草刈正雄」を一気見できます。U-NEXTは初回31日間無料トライアル。NHKオンデマンド は別料金ですが、もらえる600ポイントで購入できます。PR

美の壺 紬 はこちらをどうぞ!

【美の壺】風土を織り込む 紬 File 537 で紹介された場所はどこ?/草刈正雄 木村多江
NHK 美の壺「風土を織り込む 紬」File 537(2021年5月7日放送)。出演は草刈正雄さん、語りは木村多江さん。小林親弘さんが登場。中島誠之助さん愛用の結城紬、繭から手で糸を紡ぐ真綿かけ、結城紬の亀甲模様の織り、里アンナさんが祖母から譲り受けた大島紬、大島紬の泥染工程、絹のダイアモンド・天蚕糸と手織りを紹介。

美の壺 スペシャル 家具 はこちらをどうぞ!

【美の壺】スペシャル 家具 で紹介された場所はどこ?/草刈正雄 木村多江
NHK 美の壺 スペシャル「家具」(2023年4月26日放送)。出演は草刈正雄さん、遠藤憲一さん、語りは木村多江さん。塩見奈々江さんの自宅、アンティーク山本商店、椅子コレクター 織田憲嗣さん、松本民芸家具、中村隼人さんの鏡台、江戸指物、福島県三島の桐のたんす、仙台たんすの手打ち金具、京都の家具修理工房エンストルを紹介。

美の壺 2024年度(2024年4月〜2025年3月)バックナンバー はこちらをどうぞ!

【美の壺】2024年度バックナンバー 放送日時と出演者まとめ /草刈正雄 木村多江
NHK「美の壺」2024年度(2024年4月-2025年4月)の番組バックナンバーと放送日時まとめ。出演は草刈正雄さん、語りは木村多江さん。ゲスト出演者、紹介されたお店などをリストにしています。随時更新中。

美の壺 スペシャル 着物 内容

番組予告

▽坂東玉三郎さんは愛用の着物を大公開!
▽料理研究家・大原千鶴さんが考える、着物と料理の共通点とは?
▽着物研究家・森田空美さんは、知的で現代的なコーディネートを指南!
▽妊娠中も着物で過ごした、きくちいまさんの母娘着物ライフ
▽大河ドラマの着物秘話
▽木村多江さんは、京都で着物の技を堪能。祇園の芸舞妓(げいまいこ)の着物の秘密とは?
▽黄ばんだ着物の染め直しの技
▽草刈正雄邸では、遠藤憲一流“着物の恩返し”!

プロローグ

大掃除を始めた草刈さんの妻が捨てると言う男物の着物。草刈さんが羽織ってみるとサイズが小さいのですが、捨ててしまうのはもったいないですね。

美の壺 一、暮らす:ともに生きる

ひとつめのツボは 暮らす:ともに生きる

大原千鶴さん / 料理研究家 / 着物で料理【京都市】

大原千鶴 / 茶呑み飯

京都 在住の料理研究家 大原千鶴(おおはら ちづる)さんは、美の壺 File 424「京野菜」美の壺 File 538「パフェ」にも登場されました。NHK「きょうの料理」「あてなよる」「京都人の密かな愉しみ」にも出演されています。
大原さんは京都・花背にある摘草料理で有名な料理旅館 美山荘(みやまそう)の二女として生まれ、幼少期から京料理に親しんでこられました。美山荘は NHK「京都 山里の宿」シリーズでも密着取材されています。

いつも素敵に着物を着こなす大原さん。京都市内の自宅の近くにアトリエを構えています。「あてなよる」もこちらのアトリエで撮影されていますね。
アトリエの建物は6年前に見つけて、ボロボロの状態からリノベーションしたそうです。

美山荘を夫婦で切り盛りしている両親を手伝っていたという大原さん。母・中東和子さんもいつも着物姿。大原さんも自然と着物を着るようになりました。

白大島紬

大原さんは仕事の時はいつも着物。明るい色は気持ちが晴れやかになる、と撮影の日は白い 大島紬(おおしまつむぎ)を着用。撮影されたのは単(ひとえ)の時期だったのでしょうか、単の白大島に格子柄の半幅帯。
普段着る着物は織りの着物が体に馴染むという大原さん。そういえばいつも紬をモダンに着こなしていらっしゃいます。

真田紐

着物で料理をする時に欠かせないのが たすき。袂(たもと)をまとめて動きやすく汚れるのを防ぎます。
たすきに使っているのは 真田紐(さなだひも)。真田幸村が甲冑に使ったといわれることから真田紐と呼ばれるようになりました。お道具の桐の箱にかけられたりします。
京都には真田紐屋さんがあり、様々な色柄が揃えられています。

大原さんが作るのは素材を生かしたシンプルな家庭料理。作っていたのはキウイとにんじんとセリの白あえ。最後に黒胡椒をかけて味を引き締めます。
この黒胡椒、帯締め(おびじめ)の効果に通じるところがあると大原さん。黒っぽい着物に明るい色の帯締めをすると効く、アクセントになります。
料理は素材がいちばん大事でその素材をちょっとだけ手当てして美味しくする。なるべく嘘のない天然素材を楽しむというのは料理も着物も共通している、と語る大原さんでした。

名前大原千鶴(おおはら ちづる)
WEBhttp://c-foodlab.cocolog-nifty.com/

大原千鶴さんのレシピ本が多数あり。

帯締めやたすきに使える真田紐。カラーもたくさん揃っています。

真田紐 三分紐
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きくちいま さん / エッセイスト・イラストレーター / 毎日の着物暮らし【山形県 村山市】

きくちいまの「着物でわくわく12カ月」

山形県村山市 在住のエッセイスト・イラストレーターの きくちいま さん。
きくちさんは1973年山形県生まれ。都留文科大学を卒業後に着物の広告・出版会社でコピーライターとして勤務。1999年からフリーのライター・イラストレーターとして活動。
2003年に東京から山形へ活動拠点を移し、執筆活動からきものの商品開発まで手がけています。

きくちいまが伝えたい!40代からの新・着物生活

15年ほど前、着物愛好家の間で きくちいま さんの著書「きもので出産!」が話題になりました。妊娠中や産後もずっと着物で過ごしたというエッセー本。
太っても痩せてもずっと着ていられる着物はマタニティウエアにもなります。
3人のお子さんの出産を経て、子育てしている現在も365日着物を着用。フォーマルだけでなく日々の生活の中で着物暮らしを実践しています。

母の影響で幼い頃から着物に親しんできた きくちさん。毎日着物を着出したのは25歳の時。
普段は木綿や麻の着物を着て、汚れると自宅の洗濯機で洗っています。
季節ごとに生地の厚さが違うものを3枚ほど着回し、仕事ももちろん着物で。エッセーやイラストのテーマは「着物が身近にある生活」。日々着物で暮らす素晴らしさや手軽さ魅力を伝えています。

着物のシルエットが好き。着物を着ている人も好き。作っている人も好き。着物を取り巻く文化全てが大好きだという きくちさん。
その思いは赤ちゃんの時から着物を着ていた長女・菜那(なな)さんにも受け継がれ、時には親子でお揃いのコーディネートをすることも。

菜那さんが着ていた「召しませ花」の半幅帯シリーズ

中学生となった菜那さんはコーディネートを考えて自分で着ることができるまでに成長。母と娘でコーディネートの相談をするのも楽しそう。
和洋ミックスのコーディネートも軽やかに着こなす菜那さんです。

名前きくちいま
WEBhttps://imappage.net/

きくちいま さんの著書。

菜那さんが着ていたブランド「召しませ花」のリバーシブル半巾帯シリーズ。

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美の壺 二、こだわり:伝統をまとう

ふたつめのツボは こだわり:伝統をまとう

坂東玉三郎さん / 歌舞伎俳優 / 普段の紬【東京都】

DVD 坂東玉三郎舞踊集6 藤娘

歌舞伎の女方の名手で人間国宝の 坂東玉三郎(ばんどう たまさぶろう)さん。
昭和25年(1950年)東京都の料亭に生まれた玉三郎さんは小児麻痺後遺症のリハビリに日本舞踊を習い、1956年に十四世 守田勘弥(もりた かんや)さんの部屋子となりました。
梨園の出でないながらも若くから才能を見出され歌舞伎役者として活躍。圧倒的な佇まいの美しさと演技で唯一無二の存在です。

坂東玉三郎 すべては舞台の美のために

稽古場と楽屋にいる時はずっと着物だという坂東さん。自宅でくつろぐ時と仕事場に通う時は洋服ですが、それ以外は全て着物。楽屋では (つむぎ)を着ているそうです。

男物 正絹 結城紬

玉三郎さんが愛用の着物を見せてくれました。まずは 結城紬(ゆうきつむぎ)。結城紬は真綿から糸をよらずに紡ぎ出すことで軽く柔らかい生地が出来上がります。
江戸小紋(えどこもん)の 角通し(かくどおし)と呼ばれる柄は縦にも横にも筋を通す意味を持っています。
普段の稽古の時は紬を来たりしていますが、本番の前の「総ざらい」という通し稽古の時はお互いの家々あっても恥ずかしくないようにと 御召(おめし)を着るのだとか。

舞台で着る着物は派手ですが普段は地味な色めを着ることがが多いという玉三郎さん。
着こなしのこだわりは 羽裏(はうら)・(おび)・襦袢(じゅばん)に好みを入れること。表にはあまり出さずに隠れたお洒落を楽しむのが粋ですね。
江戸時代の中期ごろから黒い羽織の羽裏に大胆な柄を用いる趣向があるそうで、見せてくれたのは が描かれた羽裏。龍が大好きで特注で染めてもらった品。
丸山応挙の を描いた羽裏も。縁起の良い松はお祝いの席などに着たりするそうです。
春に着る結城紬の羽織の羽裏は
自分にしかわからない羽裏。しかし自分の気持ちはなにげなく周囲に伝わると考えています。

着物の存在はひとことでは語ることができないけれど、「まとう」ものだと玉三郎さん。

名前坂東玉三郎(ばんどう たまさぶろう)
WEBhttps://www.tamasaburo-bando.com/
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小泉寛明さん / 鈴乃屋 / 小泉清子さん担当の大河ドラマの衣装【東京都 上野】

プレイバックNHK大河ドラマ 時代・人物・トピックス別 徹底ガイド

東京上野 で幅広い時代の着物を作ってきた呉服店 鈴乃屋(すずのや)。
先代の 小泉清子(こいずみ きよこ)さんが昭和59年から30年にわたり33作で 大河ドラマの衣装考証 を担いました。時代考証からデザイン、着物制作全般までを行っていました。
現在の社長は 小泉寛明 さん。

大河ドラマの時代の着物は現代の着物と形、帯の太さなどが違っています。
刺繍の糸も正絹、絞りもおけ絞りで立体的に。

紹介されていたのは昭和62年放送の「独眼竜政宗(どくがんりゅうまさむね)」で豊臣秀吉が身に付けていた陣羽織。
生地に金箔を幾重にも貼り付け上から刺繍を施しています。

篤姫(あつひめ)

平成20年放送の大河ドラマ「篤姫(あつひめ)」の衣装の赤い打ち掛け。
第13代将軍 徳川家定の正室となった篤姫が初めて大奥に入る場面で着用したおめでたい晴れ舞台の打ち掛け。
当時位が高い人が使っていたという刺繍で鶴や松などが描かれています。
金糸を使い優美ないでたちを表現しました。
通常は結婚すると袖を短くしますが、大奥に入った篤姫は家定が亡くなるまで振袖で過ごしたという史実があり、衣装も史実をできるだけ取り入れ制作されました。

功名が辻(こうみょうがつじ)

最も苦労したという着物が平成18年放送の「功名が辻(こうみょうがつじ)」で出てくる1300以上の布を繋げ合わせて作られた着物。
「功名が辻」は内助の功で知られる山内一豊の妻 千代の物語。戦で不破の家が焼け、燃え残りの着物を拾い集め縫い合わせて作った小袖を着ていた千代。
そのエピソードをもとにドラマでは千代が作った着物が評判を呼び、天皇に献上するというストーリーが作られました。
1300以上の布の切れ端を作り、それをパッチワーク状に縫い合わせる加工技術。制作にはかなり時間がかかりまそうです。

大河ドラマの衣装は安土桃山から明治まで幅広い時代の面影を今に伝えてくれます。

名前鈴乃屋(すずのや)上野本店
住所東京都台東区上野1-20-11 上野鈴乃屋本店ビル
電話03-3833-1001
WEBhttps://www.suzunoya.com/
営業時間10:00〜18:00
定休日不定休

大河ドラマ「篤姫(あつひめ)」や「功名が辻(こうみょうがつじ)」はU-NEXTやAmazonのNHKオンデマンドで視聴できます。U-NEXTは初回無料トライアルあり。

美の壺 木村多江さん京都・着物の旅

美の壺スペシャル恒例。ナレーションをしている 木村多江 さんが旅に出ます。
今回は京都・着物の旅。

木村多江さん / 日本舞踊 松本流 / 日舞の着物

着物ファンだという 木村多江(きむら たえ)さん。きっかけの1つが20代から習っている日本舞踊。
木村多江さんは日本舞踊の流派「松本流(まつもとりゅう)」の名取。松本流の宗家は二代目 松本白鸚(まつもと はくおう)さん、家元は十代目 松本幸四郎(まつもと こうしろう)さん。木村多江さんは松本流師範で「たつの会」を主宰する 松本幸龍(まつもと こうりゅう)さんに師事しています。
松本幸四郎さんから直接指導を受けているわけではないですが、お子さんが同じ学校に通われている縁もあり交流があるようです。

木村多江さんが踊りを披露してくれました。
取り組み始めた演目「藤娘(ふじむすめ)」を美しく踊る多江さん。
撮影されたのは夏で着ていたのは夏着物。絽(ろ)の千鳥の柄の着物に波の柄の帯のコーディネート。千鳥と波は「荒波を乗り越える」という意味があり縁起の良い取り合わせなのだとか。コロナ禍の厳しい状況を乗り越えたいと選んだそうです。

普段のお稽古は小紋などを着ますが、松本流では本番の舞台では歌舞伎の衣装と共通するものも多いとのこと。やはり宗家が松本白鸚さんですから歌舞伎と繋がりが深い流派なのでしょう。
本番は綿が入っていて重い着物、中には10kg位のものもあり体力が必要。8kgの重りをつけて飛ぶトレーニングをしたりもするそうです。

多江さんが感じている着物の魅力は質感。絹の触り心地が好きなのだとか。
着物を着たときの自分の気持ちのあがり具合や引き締まり具合も心地よく感じると語っていました。
若い時は地味な着物が好きだった多江さんですが、だんだん華やかな着物が素敵だなと思うようになってきた様子。華やかな着物を探しに京都へ。

松尾久枝さん + 豆千鶴さん + 櫻千鶴さん + 菜乃葉さん + まめ樹さん / 多麻 / 芸舞妓の着物【京都市 東山区】

8月、木村多江さんが華やかな着物を求めて向かったのは 京都・祇園
京都最大の花街 祇園甲部(ぎおんこうぶ)の置屋 多麻(たま)の女将 松尾久枝(まつお ひさえ)さん。1937年京都に生まれの松尾久枝さんは1951年に舞妓デビュー、1953年に芸妓となり一流芸妓として名を馳せました。1972年に芸妓を辞め祇園でお茶屋バーをオープン。1987年からは舞妓さん・芸妓さんを抱える置屋も経営しています。
多麻の女将さんはじめ舞妓さんたちは 美の壺 File 408「京友禅」美の壺 File 525「祇園の舞妓」の回にも出演されていました。

2階のお座敷へ案内された木村多江さん。急に不思議な別世界に誘われた感じ。
芸妓の 豆千鶴(まめちづ)さんと3人の舞妓さん 櫻千鶴(はるちづ)さん、菜乃葉(なのは)さん、まめ樹(まめじゅ)さんの舞台を拝見します。

舞妓を4〜5年務めると芸妓になります。
着物はどちらも 京友禅(きょうゆうぜん)。舞妓は華やかで幼さを演出、一方芸妓は落ち着いた色合いで大人の出で立ちです
帯は 西陣織(にしじんおり)。舞妓は「だらりの帯」と呼ばれる長い帯。芸妓はすっきりとしたお太鼓結びです。

お茶屋の醍醐味と言えば、芸舞妓の舞の鑑賞。
まずは芸妓の豆千鶴さんの舞から。この日の演目は「芦刈(あしかり)」。ベテランの芸妓だけが許される舞です。
次には3人の舞妓の舞。演目は「祇園小唄(ぎおんこうた)」。祇園の舞妓の代表的な舞です。

舞妓は置屋の着物を着ますが、芸妓になると独立して自分の着物を作れるようになります。
所作や踊りで美しく見えるように柄行きもちゃんと考えて作ってもらっているそうです。

舞妓の着物は振袖。帯は長さおよそ5.4m、重さはおよそ6kgになるといいます。
冬の着物は裾に綿が2つ入っているためとても重く、優雅に見えても重労働。
同じ宴会に行くお姉さんの着物の色を見て、色が被らないように選ぶそうです。先輩後輩のしきたりも大変そうですね。

名前お茶屋バー・多麻(たま)
住所京都府京都市東山区祇園町南側570
営業時間月〜土:18:00〜24:00(一見さんお断り。入店には紹介者が必要)
定休日日曜

岡山武子さん / 岡山工芸 / 京友禅【京都市 伏見区】

芸舞妓達も愛用している 京友禅(きょうゆうぜん)。
華やかで上品な色使い。様々な技法で染め上げるのが特徴です。京都ならではのはんなりとした世界が広がります。

木村多江さんは京友禅の工房 岡山工芸(おかやまこうげい)を訪ねました。創業者は 岡山武子(おかやま たけこ)さん。京友禅では初の女性伝統工芸士です。
岡山さんは1943年東京生まれ。1958年、清水焼に魅せられ京都へ。東山五条坂清水焼で陶画科に入学し卒業後は大沢工房で陶器の絵付けに従事。18歳で京友禅に出会い転職。友禅の工房に入り、先輩の仕事を見て技術を学びました。京友禅の職人 岡山耕三 さんと結婚し、1968年に2人で 岡山工芸 を設立。
2011年からは長女の 摩紀 さんが代表取締役社長を務めています。

飾ってあったのはちょっとエキゾチックな柄の着物。岡山さんがエジプトに行った時の空気を持って帰って着物し仕上げたもの。和柄ではなくても自由に柄を描けるなんて、京友禅の世界は広いんですね。

工房で作られているのは主に手描き友禅。国内はもとよりパリコレに出展するなど世界からも注目されています。
工房の作業工程を見せてもらいました。企画・図案(草稿)・下絵(青花)・糊置・伏せ糊・地染め(引き染め)・蒸し・彩色(挿し友禅)・蒸し・金・刺繍と、一反の白生地を染め上げるまでの工程は10以上あり、分業で担当しているそうです。

まずは筆で 着物の図案を描く 作業。
次に 糸目糊置き(いとめのりおき)。
図案をちりめんの生地に起こし、糊(のり)で柄の輪郭を描きます。色が混ざったりはみ出たりしないようにするためです。
糊を洗い流すと白い縁取りになるのが特徴です。

いよいよ染めの作業。今は筆を使うことが多いのですが、岡山さんの若い頃は刷毛(はけ)を使っていたそうです。
岡山さんの真骨頂は 片羽ぼかし(かたはぼかし)と呼ばれる京友禅特有の技法。先が斜めになった筆 片羽刷毛(かたはばけ)を使いグラデーションをつくる職人技。
まずは筆全体に水をつけ、刷毛の端に染料をつけて染めると自然に色がぼけるのです。

ぼかしは京友禅の代表的な表現方法。柄を立体的に見せるのです。
花の内側をぼかせば輪郭がはっきりと。外側をぼかすとふんわりとした表情になります
こうした技法を駆使して一幅の絵画のように仕上げていきます。
多江さんも京友禅染めに挑戦。苦戦しつつも綺麗にできました。

着物を着た人がきれいに見えるように考えて柄付けするという岡山さん。
大切にしているのは、ゆらぎ流れ舞い散る、その3つが入った着物。

岡山さんがとっておきの自信作、総友禅「王朝分舞」を見せてくれました。
人生の総まとめといえる作品です。2年以上かけて全部手描きで仕上げました。
緻密な模様で埋め尽くされていて、花も一つ一つ全て岡山さんの片羽ぼかしで染められています。

そしてもう一つ、岡山さんが1番好きな着物だという「しだれ桜」という作品を見せてくれました。
友禅染めで染められた桜の花。その後ろには様々な種類の銀粉と金粉を散りばめた天の川が広がります。
なんと多江さんは「しだれ桜」を着用させてもらうことに。しっとりと上品で色気も漂う着物姿でした。

岡山工芸は工房の見学と手描友禅の体験ができます。友禅体験は5日前までに要予約。

名前岡山工芸(おかやまこうげい)
住所京都府京都市伏見区深草西浦町8-2-2
電話075-643-4317
WEBhttps://www.okayama-kougei.com/
営業時間月〜土:8:30~12:00, 13:00~17:30
定休日日曜、祝日、第2・第3土曜日、夏期、年末年始

岡山工芸の手描き友禅の着物。

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杉下陽子さん + 杉下晃造さん / 京繍すぎした / 京都の刺繍・京繍(きょうぬい)【京都市 北区】

続いて木村多江さんが訪れたのは 京都市北区 の工房 京繍すぎした(きょうぬい すぎした)。多江さんは以前に伺ったことがあり、大変感動したという 京繍(きょうぬい)の作品を見せてもらうことに。
伝統工芸士の 杉下陽子 さんと 杉下晃造 さん夫妻が出迎えてくれました。

まるで絵画のように見える着物の柄。よく見ると刺繍で表現されています。
京縫は平安時代に始まった刺繍で、雅な色使いと多彩な表現が特徴。何種類もの絹糸を組み合わせて様々な技法で立体感や躍動感を表現しています。

京縫 とは平安時代に始まった刺繍で、雅な色使いと多彩な表現が特徴。
すべて刺繍で作られた蝶の作品は蝶の鱗粉がのふわっとした感じまで表現。
夜桜をイメージした作品は、絹糸のほかに金糸を使い月の光に照らされた桜を表しています。
その魅力は「言葉にできないけど触ったら壊れちゃいそう」と多江さん。

杉下さんが使うのは何千という種類の糸。その糸をどのように縫うのか見せていただきました。
凹凸があるわけでは無いのに立体的に見えるのは絹糸の光沢も寄与しているのでは、と杉下さん。
生地の地の目の谷の部分に1本ずつ入れていくというとても細かい作業で刺繍をしていきます。

様々な技法を使う京縫の技。いくつか紹介していただきました。
まつい縫(まついぬい)は植物の茎など細い柄に使います。
菅縫(すがぬい)地の目に沿って縫っていく技法。地の目に沿ううことで直線的になり図案をはっきり見せることができます。
刺繍針に通せない太い糸とや金糸をとじ糸で止めていく 金駒縫(きんこまぬい)。鮮やかで豪華な印象になります。
「百種技法」と言われるほどん、技法をいろいろと組み合わせて美しい刺繍を作り出していきます。
職人の技と工夫によって生み出される京縫。染めとはまた違った美しさがありました。

名前京繍すぎした(きょうぬい すぎした)
住所京都府京都市北区紫竹上本町32−3
電話075-491-7523
WEBhttps://www.h-sugishita.jp/

京繍の入った着物や帯。素敵です。

美の壺 三、帯:組み合わせの妙を楽しむ

みっつめのツボは 帯:組み合わせの妙を楽しむ

森田空美さん / きもの研究家 / 季節の帯のコーディネート【東京都 南青山】

森田空美のシンプル美着付け

現代的なスタイリングで人気のきもの研究家 森田空美(もりた あけみ)さん。
東京都南青山 で着物教室を主催されています。

森田さんが提案するのが同じ無地の着物を使い帯でがらりと印象を変えるコーディネート。
昔から「着物1枚 帯3本」ていうのは特に織りの着物によく使われている言葉。
着物を変えるよりは帯を変えた方が手軽ということもあり、割と簡単に楽しめるのでは、と森田さん。

森田空美の はじめてきもの きほん事典

まずはヤシャブシという実で染めた 結城紬のグレーの着物 に帯をコーディネート。
無地の着物に帯と小物で季節を演出します。

新春のコーディネート
梅花ちらし(ばいかちらし)という梅の模様の帯。
新春を迎えた頃にほのかな香りを届けてくれて春を感じさせてくれる絞り染めの帯。
薄いグレーが入った白っぽい帯揚げ合わせます。
帯締めは水色。冬ですがあえて冷たい空気感を強調して新春の爽やかさを出しました。
季節感を出すには色合わせでコーディネートすると盛り上がるのだとか。

春のコーディネート
同じ着物に 夜桜(よざくら)をイメージした帯で春の装い。
帯揚げは桜の花芯と同じ紺色に。桜を引き立てる色合いの帯締めを合わせます。

秋のコーディネート
晩秋から冬にかけては 吹き寄せ(ふきよせ)柄の帯に、枯れ葉や木の実の色をイメージした茶系の帯揚げと帯締めをコーディネート。

秋のコーディネート
次に明るい色の結城紬の着物に合わせます。
帯は木綿の小倉帯。シャープな柄の帯締めで秋の装い。

春のコーディネート
春には同じ着物にモダンアートのような帯を合わせます。
帯揚げをネイビーで引き締め春の日差しに映える爽やかな印象に。

シーンよっても帯で印象を変えます。

カジュアル
艶のあるグレーの着物に優しいパステルカラーの組み合わせ。
知的なカジュアルさを演出します。

パーティー
ちょっとしたパーティーには 唐櫃紋(からびつもん)の袋帯。
色数が少なくとも知的で現代になるのが森田流です

森田空美の知的きもの入門

1番大事なのは季節感だと語る森田さん。
季節を外してしまうとどんなに素敵な色をさしても素敵には見えない。
そしてその人に似合うということがとても大事。どんなに高価なものでも似合わなければ素敵になりません。
せっかく頑張って着物楽しもうと思うんだったら、自分が楽しくなるもの着たいと思うワクワクするものを選んで組み合わせをして着るということが大切だとおっしゃっていました。

名前森田空美(もりた あけみ)
WEBhttp://morita-akemi.jp/

森田空美さんの著書。

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原田昌行さん / 原田織物・博多織工業組合副理事長 / 博多織の歴史と献上柄【福岡県 朝倉郡】

原田織物 博多織 帯

福岡県博多 は京都の西新、群馬の桐生と並び 帯の3大産地 の1つといわれています。
700年以上の歴史を持つ 博多織(はかたおり)。
目の詰まったハリのある強い生地。そして江戸時代から受け継がれている 献上柄(けんじょうがら)と呼ばれる柄も特徴です。
献上柄のモチーフとなっているのは仏具の1種 独鈷(どっこ)や 華皿(はなざら)。
華皿(はなざら)は仏の供養の際に花を散布するために用いる器。
独鈷(どっこ)が煩悩をうち払う菩提心(ぼだいしん)を表します。

博多織 名古屋帯

博多織は鎌倉時代、満田彌三右衛門(みつた やざえもん)が宋から持ち帰った織物の技術が始まりだと言われています。
転機となったのは江戸時代。福岡藩初代藩主 黒田長政(くろだ ながまさ)が幕府への献上品にしたことで有名になりました。

江戸時代の貴重な資料が残されていました。
説明してくれたのは博多織工業組合 副理事長で 原田織物株式会社(はらだおりもの かぶしきがいしゃ)社長の 原田昌行(はらだ まさゆき)さん。

博多織 半幅帯

江戸時代の見本帳。博多織の織元が商品を作った見本ぎれを見本帳として作成したものです。
当初は幕府への献上品だった博多織ですが、江戸の後期となると庶民も着用することが許されました。
柄は無地や縞など単純なものが多いものの所々に献上柄があしらわれています。

江戸末期から少しずつ一般にも広がっていったのないかと語る原田さん。
博多の本来のデザインとして脈々と今に受け継がれている献上柄です。

名前原田織物株式会社(はらだおりもの かぶしきがいしゃ)
住所福岡県朝倉郡筑前町篠隈687-3
電話0946-42-2176
WEBhttps://harada-orimono.co.jp/

ハリがあって締めやすい博多織の帯。

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岡部由紀子さん / 博多織 伝統工芸士 / 手織りの博多織【福岡県 那珂川市】

福岡県那珂川市 で伝統の技法を受け継ぎ 博多織 を作っている職人、伝統工芸士の 岡部由紀子(おかべ ゆきこ)さん。
岡部さんは2007年に染織を志し、2009年に博多織デベロップメントカレッジ本科修了。2015年に独立して 工房 絲紫(いとむらさき)を構えました。
現在は機械織りが主流となった博多織ですが、伝統的な手織りで製作しています。

博多織は細い たて糸 を多く用い、太い よこ糸 を強く打ち込んでたて糸を浮かせ柄を出すのが特徴。
そして織り方は「打ち返し三つ打ち」と呼ばれる伝統技法。
よこ糸を通し1度打ち揃えてからさらに3度打ち込みます。
たて糸すごく強く張りそこに太めのよこ糸を入れていくため1回ふわっと織っただけだときちんと織れていません。
3回打ち込むことによってどんどん織り締めていってしっかりとした生地が織り上がるのです。
博多織の帯は一度締めると緩みづらいところが最大の長所。

今では献上柄以外にも様々な柄が作られる博多織の帯。
先人の知恵と技術の結晶が今に伝えられています。

名前岡部由紀子(おかべ ゆきこ)/工房 絲紫(いとむらさき)
住所福岡県那珂川市市ノ瀬
WEBhttps://www.facebook.com/jijitausagi

最近はモダンな柄もある博多織。着こなしの幅が広がります。

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美の壺 四、悉皆(しっかい):唯一無二の思いを受け継ぐ

最後のツボは 悉皆(しっかい):唯一無二の思いを受け継ぐ

高橋和江さん / たかはしきもの工房 / 悉皆取次【宮城県 気仙沼市】

宮城県気仙沼市 の呉服店・悉皆取次業(しっかいとりつぎぎょう)たかはしきもの工房(たかはしきものこうぼう)には全国から様々なトラブルを抱えた着物が持ち込まれます。
代表取締役は 高橋和江(たかはし かずえ)さん。スタッフは仲良しでNHK「サラメシ」にも出演されました。

大人気の悉皆屋さんが教える! 着物まわりのお手入れ 決定版 / 高橋和江

悉皆(しっかい)とは「ことごとく全て」という意味で、着物のことなら何でも引き受けるということ。
その始まりは江戸時代。一説には大阪の商人が店頭で染め物や洗い張りの注文を集め京都の職人に送って仕上げたといわれています。

例えば着物にしみが1つあったとすると、しみ抜きしたらいいのか、生地が弱るからあるいはしみが落ちないからという理由で柄を足したほうがいいのか、そういう判断をする悉皆の仕事。
どういうもを施すと1番この着物にとって値段も含めて良いかということを判断する見立ての技術を持つプロフェショナルです。

手ほどき七緒「たかはしきもの工房」髙橋和江さんの十人十色の「補整」術

高橋さんは自分の着物も直していました。
震災に遭い重油の汚れが付いてドロドロになった大島紬。同じく悉皆取次業だった母 高橋節子さんのものでした。
水洗いもしても汚いままでした。
汚れが隠れるような黄色みをかけたところ見事に復活。全然どこにも汚れが見えないくらいになりました。

人の体を通してたり手をかけたりすることで着物が新反では味わえない着心地になっていくのが好きだと語る高橋さん。
思い、愛着、積み重ねて時間みたいなものが凝縮されていると感じるそうです。

名前たかはしきもの工房(たかはしきものこうぼう)
住所宮城県気仙沼市所沢321-1
電話0226-23-1457
WEBhttps://k-takahasi.com/
営業時間水〜月:10:00〜18:00
定休日火曜・月2回月曜・お盆・年末年始

たかはしきもの工房 高橋和江さんの著書。

高橋和江さん+生松良文さん / 岡崎起久子さんの着物の染め直し【宮城県 仙台市】

人気の悉皆屋女将に教わる 初めてのリサイクル着物 / 高橋和江

たかはしきもの工房(たかはしきものこうぼう)高橋和江(たかはし かずえ)さんは 宮城県仙台市 のお客さん 岡崎起久子(おかざき きくこ)さんの家へ。
1年前に亡くなった岡崎さんの義理の母 岡崎喜代子(おかざき きよこ)さん。着物好きだった喜代子の古い着物が箪笥いっぱいに収まっています。

岡崎さんの記憶に強く残っていた紬の着物。20年以上前に義母が着ていたのを覚えています。
しかしポツポツと全体に黄色いカビが生えています。
高橋さんが提案したのは色かけ。黄色みの要素が強い茶色で染めると黄ばみやシミも目立たなくなるといいます。

着物は 京都市中京区生松染工 へ送られました。
無地染め職人の 生松良文 さんが高橋さんのオーダーに合わせ色を調合をします。
一旦反物に戻された古い着物を新しい色で染め直していきます。
染料を溶かしている液の中に何回も何回も入れて染めるとだんだん濃い色に。

1ヵ月後、着物が仕上がったという連絡が岡崎さんのもとに入りました。
たかはしきもの工房を訪れた岡崎さんはドキドキで生まれ変わった着物とご対面。
まるで新品のように綺麗に仕上がった着物。柄もそのまま。岡崎さんは嬉しそう。

着物を知らなかったらシミや汚れがついていると「捨てるしかないのかなと」思ってしまいまったところが、高橋さんの提案で蘇りました。
義母の着物を着ると義母と一緒に出かける気分になると岡崎さん。
世代を超えて時代を越えて、着物が時をつないでいきます。

名前生松染工
住所京都府京都市中京区壬生西大竹町24-19
電話075-311-0022

たかはしきもの工房 高橋和江さんの著書。

エピローグ

草刈さんがうたた寝していると、「着物」と名乗る人物が現れました。捨てられそうになったところを助けていただいて嬉しくなって出て来たといいます。
どこかで会ったことがあるような着物さん。2人で楽しい時を過ごした後、着物さんはお礼をすると言って隣室に閉じこもってしまいました。なんだか鶴の恩返しのようです。
うたた寝から覚めると着物さんは消えていて、やっぱり夢かと思いましたが、あの小さかった着物の寸法がぴったりになっていたのです。着物を着て喜ぶ草刈さんでした。

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音楽 BGM

ジャズの名曲が流れる美の壺。番組BGMファンもいらっしゃるのではないでしょうか。
オープニング曲と番組内挿入曲をまとめましたので参考にどうぞ。リンク先で試聴できます。

オープニングテーマ

オープニングテーマArt Blakey And The Messengers(アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ)の名曲「Moanin’」。ジャズドラマー アート・ブレイキーが1958年に発表した同名のアルバムに収録されています。作曲はピアニストの Bobby Timmons(ボビー・ティモンズ)。

番組内 楽曲

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