NHK BSプレミアム「パン旅。(ぱんたび)」は1日3食パンでも大丈夫というパン好き女優の 木南晴夏(きなみはるか)さんが美味しいパンを探しに日本各地をゆるりと巡る紀行番組。紹介されたパン屋さんの場所はどこ?どんなパンが買える?と毎回興味と食欲をそそります。
京都の旅は全4回で、嵯峨・嵐山、宇治、天橋立、四条・西陣界隈のパン屋さんを巡ります。
パン旅。京都の旅・4日間 宇治 ユニークなお茶三昧 の出演は女優の 木南晴夏(きなみはるか)さん、ゲストはタレントの 安田美沙子(やすだみさこ)さん、ナレーションは声優の 西脇保(にしわきたもつ)さん。
そんな気になる「パン旅。」のお店を詳しく調べてみました。価格は番組初回放送時(2022年2月)のものです。
NHK BSプレミアム(BSP)
初回放送:2022年2月23日(水)19:00~19:30
再放送 :2022年6月21日(火)10:31〜、2023年2月16日(木)19:00〜
2023年5月16日(火)11:15〜
NHK BS4K
初回放送:2022年2月23日(水)19:00~19:30
再放送 :2023年2月16日(木)19:00〜、2023年5月16日(火)11:15〜
U-NEXT で NHKオンデマンド を視聴可能。「パン旅。」の2022年最新シーズンも放送翌日から17日間の期間限定で視聴できます。虎に翼・らんまん などの朝ドラや 光る君へ・鎌倉殿の13人・青天を衝け などの大河ドラマの新旧名作を一気見できます。初回31日間無料トライアル。NHKオンデマンド は別料金ですが、もらえる600ポイントで購入できます。PR
パン旅。嵯峨・嵐山編 はこちらをどうぞ!
パン旅。の放送日時まとめはこちらをどうぞ!
パン旅。|京都の旅・4日間 宇治 ユニークなお茶三昧 内容
今回の舞台は宇治。お茶の町ならではのユニークなパンが続々登場。
パン大好き女優・木南晴夏の相棒は、宇治出身で観光大使も務める安田美沙子。
あふれるようなお茶の香りに二人が驚いた食パンには、本場の茶商からヒントを得たという特別な製法が。
さらに実は「ママ鉄」の安田が大興奮!幼い息子も喜ぶ電車パンが登場。
地元の人たちに愛される京阪宇治線のパンはもちろんお茶の味。
楽しい誕生秘話を鉄道マニアのパン屋さんに聞く。
パン旅。|宇治のパン屋さん
木南晴夏 さんの旅の相棒となるゲストは宇治出身で2016年から宇治市観光大使を務める 安田美沙子 さん。
京都南東部、お茶の名産地として知られる 宇治(うじ)をめぐります。
宇治橋 からスタート。
木南晴夏さんのパンの本。
モグモグベーカリー(mogmog Bakery)/ 大脇光弘さん【宇治】
1軒目は JR宇治駅 と 平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)の間にある モグモグベーカリー(mogmog Bakery)。平等院鳳凰堂へ向かう途中の 宇治橋通り商店街 にあるので観光のついでに立ち寄るお客さんも多いようです。
1977年オープン、毎日100種類ものパンが並びます。中でもお茶を使った豊富な種類のパンが人気。
安田さんは息子さんとお散歩していた時にこのお店見つけてパンを購入したことがあるそうです。
紹介されていたのは緑鮮やかな お茶のメロンパン、茶壺がモチーフの 茶つぼのパン。
木南さんは ほうじ茶のクリームパン、緑茶の食パン、安田さんは 茶つぼのパン をチョイス。
パンを購入し、モグモグベーカリーから徒歩10分の お茶と宇治のまち歴史公園(おちゃとうじのまち れきしこうえん)へ。
公園内には お茶と宇治のまち交流館 茶づな(ちゃづな)があり、展望テラスからは茶畑が見渡せます。2人はこちらのテラスでパンをいただいていました。
安田さんのお父さんや弟さんは茶摘みの時期に茶摘みのアルバイトをしていたという思い出話。忙しいときに茶摘みのお手伝いをするのは宇治では定番なのだとか。
ほうじ茶のクリームパン は渋みのあるほうじ茶のクリームが甘すぎずに大人の味わい。
緑茶のクッキー生地に覆われた 茶つぼのパン は割ると中に抹茶のあんがたっぷり、お餅も入っています。
香り豊かな 緑茶の食パン はしっとり。
お茶のメロンパン
茶つぼのパン
ほうじ茶のクリームパン
緑茶の食パン ¥216
お茶のパン
作っているのはパン職人の 大脇光弘(おおわき みつひろ)さん。元は宇治商工会議所の職員だった大脇さんは、宇治の老舗パン屋 ベーカリータマキ の娘さんと結婚したことをきっかけに先代の仕事を手伝うようになりました。
それから宇治でパンを作り続けて約30年。特産のお茶を使ったパンを次々に生み出してきました。
2012年のリニューアルオープンの際に店名を ベーカリータマキ から モグモグベーカリー(mogmog Bakery)に変更。ちなみに先代の息子さん(大脇光弘さんの妻の弟)は宇治の有名パン屋 たま木亭 のオーナーでパン職人の 玉木潤(たまき じゅん)さんです。
緑茶の食パン には 煎茶(せんちゃ)を細かくした 粉茶(こちゃ)を使っています。地元のお茶の葉専門店で細かく挽いてもらいます。
大脇さんのお茶を使ったパン第1号の緑茶の食パン。30年にわたるロングセラーですが開発当初は苦労したのだとか。
宇治の街を盛り上げる名物をつくろうとしたもののうまくいかずに試行錯誤。パンにお茶の風味を生かしたいと考えていた時にヒントになったのは 冷茶(れいちゃ)。
氷水に茶葉を入れ、10分以上かけてゆっくり抽出するお茶です。熱を加えないため苦味や渋みが溶け出さず、甘みと香りが引き立ちます。
生地を捏ねるときの摩擦熱でお茶の風味を飛ばさないように、氷水を加えて生地の温度を下げる工夫。
オーブンの温度も低め、焼く時間も短めにしてしっとりとした食感に仕上げました。
名前 | モグモグベーカリー(mogmog Bakery)(旧店名:ベーカリータマキ) |
住所 | 京都府宇治市宇治妙楽26-1 |
電話 | 0774-24-1267 |
WEB | https://www.mogmog-b.com/ |
営業時間 | 火〜日:6:00~18:00 |
定休日 | 月曜、第1・2火曜 |
手づくりパンの店 ぶんぶん / 原田明さん【宇治】
2軒目は JR小倉駅 近くの 手づくりパンの店 ぶんぶん。お茶の味がする 電車パン を作っているお店。
4歳の息子さんが電車大好きだというママ鉄の安田さんが行きたかったパン屋さん。
お店のウインドウもみどりの窓口のような雰囲気です。店内には電車の運転席や電車の信号機や鉄道ジオラマがディスプレイされていて、鉄道ファンからも人気のお店。
クリームパンやあんぱんなどの菓子パンの種類も豊富。
やはり 電車パン が目を引きます。
国産初の量産型蒸気機関車をかたどった 蒸気機関車パン、初代の 新幹線パン を始め、宇治出身の安田さんが大喜びの 近鉄特急パン、京阪宇治線パン もあり。ディテールも細かく表現されています。
京阪宇治線パン は2枚の中に優しい甘さの抹茶クリームが挟まっていて、お子さんにも喜ばれそう。
電車パンの中のクリームは抹茶の他にもカスタード、チョコ、いちごなどのバリエーションがあるようです。
店頭には毎日違う電車パンが並ぶため、どの電車があるのか行ってからのお楽しみですね。
安田さんはいつも息子さんにねだられるという トレインボトルウォーター も購入。
電車パン 各 ¥253
蒸気機関車パン
新幹線パン
近鉄特急パン
京阪宇治線パン
電車パン
作っているのはオーナーでパン職人の 原田明(はらだ あきら)さん。
原田さんの父は国鉄、兄はJRに勤務していたという鉄道一家。鉄道好きの原田さんは電車運転士に憧れましたが、近眼だったため夢を諦めて15歳でパンの道へ。
京都の ルパンベーカーズ で修行し32歳で結婚を機に独立。妻の地元・宇治にパン屋をオープンしました。
子供の頃から電車が好きだった原田さんは自分のお店をオープンした当初から趣味の模型や鉄道グッズを飾っていましたが、電車パンを作り始めたのは後のこと。
7年ほど前に近鉄の車掌さんが偶然にお店の前を通りかかり、鉄道好き同志意気投合したのが 電車パン 誕生のきっかけ。自分が乗っている 近鉄京都線 のパンを作って欲しいと依頼されて作り始めました。
ご近所さんからのリクエストで 京阪宇治線 のパンもつくるようになります。
京阪宇治線は大正2年(1913年)に宇治〜中書島が開通。宇治の発展を支えてきた市民の大切な足。
京阪宇治線の車両にも宇治のみなさんは愛着をもっています。
電車パンのベースは食パンの生地。伸ばした生地を四角く切り、クッキー生地でつくった窓や車体のラインを貼っていきます。
クッキー生地の味は色によって違います。黄色はかぼちゃ、赤はいちご、茶色はチョコレート、宇治線の緑は抹茶、JR湖西線の濃い緑は よもぎ。色と味にこだわっています。
原田さんが京都市から宇治に来てみると、宇治では甘いパンがよく売れることに気づきます。
電車パンのベースになる食パンの生地も甘めにしているそうです。
京都の地下鉄の車両が新しくなるという噂を聞き、ぜひ作ってみたいと意気込みを語る原田さんでした。
名前 | 手づくりパンの店 ぶんぶん |
住所 | 京都府宇治市宇治半白8-94 |
電話 | 0774-21-4417 |
WEB | https://twitter.com/bakery_bunbun |
営業時間 | 木〜火:8:00~19:00 |
定休日 | 水曜 |
パン旅。|木南のみちくさ
お茶と宇治のまち歴史公園(おちゃとうじのまち れきしこうえん)
お茶と宇治のまち歴史公園(おちゃとうじのまち れきしこうえん)。公園内には お茶と宇治のまち交流館 茶づな(ちゃづな)があります。
名前 | お茶と宇治のまち歴史公園(おちゃとうじのまち れきしこうえん) お茶と宇治のまち交流館 茶づな(ちゃづな) |
住所 | 京都府宇治市莵道丸山203-3 |
電話 | 0774-24-2700 |
WEB | https://uji-chazuna.kyoto/ |
営業時間 | 公園:24時間 ミュージアム:9:00~17:00 |
定休日 | なし |
通圓(つうえん)/ 1160年創業の茶屋
800年以上の歴史を持つ茶商 通圓(つうゑん つうえん)宇治本店へ。
名前 | 通圓(つうゑん つうえん) |
住所 | 京都府宇治市宇治東内1 |
電話 | 0774-21-2243 |
WEB | http://tsuentea.com/ |
営業時間 | 10:30〜17:00 |
定休日 | なし |
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パン旅。2022年度 放送スケジュール 初回放送・再放送 全まとめ はこちらをどうぞ!
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