NHK BSプレミアム「パン旅。（ぱんたび）」は1日3食パンでも大丈夫というパン好き女優の 木南晴夏（きなみはるか）さんが美味しいパンを探しに日本各地をゆるりと巡る紀行番組。紹介されたパン屋さんの場所はどこ？どんなパンが買える？と毎回興味と食欲をそそります。
パン旅。房総 ホットで味わう“スローライフ” の出演は女優の 木南晴夏（きなみはるか）さん、ゲストは女優・モデルの すみれ さん、ナレーションは声優の 西脇保（にしわきたもつ）さん。
そんな気になる「パン旅。」のお店を詳しく調べてみました。価格は番組初回放送時（2021年9月）のものです。
NHK BSプレミアム（BSP）
初回放送：2021年9月21日(火)23:15～23:45
再放送 ：2022年8月17日(水)10:45〜
NHK BS4K
初回放送：2021年9月21日(火)23:15～23:45
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パン旅。小田原編 はこちらをどうぞ！
パン旅。の放送日時まとめはこちらをどうぞ！
パン旅。| 房総 ホットで味わう“スローライフ” 内容
今回の舞台・南房総は、スローライフを求め移住する人たちが多い。
パン大好き女優・木南晴夏とサーフィン好きモデル・すみれが、海で里山でパン探し！
海沿いの店では、地元産小麦を石臼で丹念にひくサーファー職人が。全粒粉の食パンで「熱々のホットサンド」を作る。
里山でほおばるのは、お手製の石窯で焼き上げる「とろ～りチーズのバジルフォカッチャ」。
世界を渡り歩いた元料理人が、家庭菜園の新鮮な野菜でパン作りを楽しむ。
パン旅。| 南房総のパン屋さん
木南晴夏 さんの旅の相棒となるゲストはハワイ育ちのサーファーガール すみれ さん。
南房総（みなみぼうそう）のパン屋さんをめぐります。
木南晴夏さんのパンの本。
わだぱん（WADAPAN）/ おがたゆか さん
和田浦のビーチの近くの わだぱん（WADAPAN）。店内は南国のカフェといった雰囲気。
サーフィン好きの店主 おがたゆか さん。お店に並ぶパンは毎日5種類ほど。のんびりとマイペースにその日の仕入れに合わせて焼いています。
一番人気は あんパン。クリームチーズの塩気で餡の甘さを引き立てています。
小麦の濃厚な風味が味わえる クロワッサン。毎日違った形になるそうです。
ホットサンド は ベーコン、くじら竜田、チキン の3種類。石臼挽地粉 全粒食パンに季節の野菜とトロトロチーズ。注文を受けてから作るあつあつサンド。
クジラは地元の港で水揚げされる千葉ブランド水産物 ツチクジラ。
すみれさんは ベーコンのホットサンド をチョイス。地元産のとれたて野菜、白茄子・トマト・オクラ・インゲンが入っています。
お店の前のイートインスペースでいただきます。
厚切りベーコンが美味しそう。パンは外はパリッと中はもちもち。
あんパン ¥240
クロワッサン ¥240
ベーコンのホットサンド ¥600
クジラのホットサンド ¥700
チキンのホットサンド ¥600
ホットサンド
オーナーの おがたゆか さんは2014年にサーフィンがいつでもできる南房総に惹かれて移住。もともと興味があったパン作りを一から勉強して2015年にお店をオープン。
石臼は摩擦熱による小麦の酸化を抑えるため本来の香りと味わいが残ります。小麦は丸ごと挽いて全粒粉に。石臼挽は手間がかかるためたくさんの量は作れないのですが、できる範囲で丁寧なパン作りをしています。
20代はサーフィンを極めようとオーストラリアで生活をしていた おがたさん。ホットサンド はオーストラリアのソウルフード。すみれさんの話ではハワイもグリルチーズなどホットサンドを食べることが多いとのこと。
海の雰囲気がオーストラリアに似ているという南房総。オーストラリアには街に必ずあったパン屋さんが和田浦には無かったためパン屋があってもいいかな、と思いお店を始めました。
南房総の食べ物が豊かなことも移住の理由。地元の食材をパンを通して伝えたいと考えるおがたさん。
野菜を地産地消し、地域で愛されてきた からし漬け をホットサンドに添えています。からし漬けがピクルスっぽい、と木南さん。
小麦も南房総産。生産量が少なく仕入れ先を探していたところ協力してくれたのが小麦生産者の 軽込亮（かりこみあきら）さん。
| 名前 | わだぱん（WADAPAN） |
| 住所 | 千葉県南房総市和田町柴215 |
| 電話 | 080-3558-9308 |
| WEB | http://wadapan.com/ |
| 営業時間 | 10:00～16:00 |
| 定休日 | 不定休 |
石窯パン工房 そろそろ / 佐藤尚（さとうひさし）さん
2軒目は 石窯パン工房 そろそろ。店主は元 レストラン料理人の 佐藤尚（さとうひさし）さん。
佐藤さんは20代から海外を渡り歩き料理修行。40代でイギリスへ渡り有名な鉄板焼きレストランで働きました。帰国後は神奈川のレストランでコック長を務めましたが、鴨川の帰農者セミナーに参加し移住。2017年にお店をオープン。
パンの種類は季節に応じて1日10種類ほど。石窯を一旦500℃に上げ余熱で焼いていきます。
350℃で チーズのパン。パンを焦がさず一瞬でチーズがトロトロ。時間と共に下がる温度に合わせて様々なパンを焼きます。
石窯はなんと手作り。10年ほど前に神奈川のお店で食べた石窯パンに魅せられ、動画サイトを参考に2ヶ月半で完成させました。
高温で焼いた バジルのフォカッチャ。ドライトマトとソーセージのパン には畑で撮れたトマトが入っています。
オーダーすると窯の余熱でパンを温めてくれます。全てのパンが焼き上がった後でも窯の温度は250℃ほど。
ドライトマトとソーセージのパン はソーセージに甘いトマトがよく合います。採れたてトマトを天日干しして甘さを凝縮。ドライトマトはオリーブオイルに漬けてパンに馴染むように。
バジルのフォカッチャ はパリッともちもち。
バジルのフォカッチャ ¥300
ドライトマトとソーセージのパン ¥330
バジルのフォカッチャ
パン生地は食べやすさを追求。地元のお客さんは年配の方が多いため噛みやすいパンにしているのだとか。
お店のオープンは金土日。水曜日は道の駅用のパンを焼いています。
それ以外の日は畑仕事など。畑では年間約40種類ほどの作物を育てています。四季折々の作物とパンの組み合わせを考えることがとても楽しいと佐藤さん。
バジルペーストを作るのも試行錯誤を重ねてきました。
塩・オリーブオイルにカシューナッツを加え濃厚な風味にしています。
苦労したのは石窯で使う薪の確保。地域の伐採ボランティアの方が定期的に協力してくれています。
地域で処分に困っていたという台風で倒れた木も石窯で使うことができて、双方がありがたい存在。助け合うことができていいですね。
| 名前 | 石窯パン工房 そろそろ |
| 住所 | 千葉県鴨川市東222 |
| 電話 | 090-3699-8531 |
| WEB | https://www.facebook.com/sorosoro222/ |
| 営業時間 | 金土：13:00〜16:00、日：12:00〜16:00 |
| 定休日 | 月〜木 |
パン旅。の放送日時まとめはこちらをどうぞ！
パン旅。2022年度 放送スケジュール 初回放送・再放送 全まとめ はこちらをどうぞ！
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